- 2025/04/09 掲載
NY株、4日続落=対中関税に衝撃
【ニューヨーク時事】8日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権が中国に対する追加関税を9日から計104%に引き上げる方針を示したことに衝撃が広がり、4営業日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比320.01ドル安の3万7645.59ドルで終了。4日間の下げ幅は計4500ドルを超えた。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は335.35ポイント安の1万5267.91で引けた。投資家が重視するS&P500種株価指数も約1年ぶりに5000を割り込んで取引を終えた。
米政権は既に中国に20%の追加関税を課し、相互関税として34%を上乗せする。トランプ大統領は中国の出方次第でさらに50%を上乗せする考えを示していた。市場では「さすがに本気ではない」(日系証券)との見方があったが、レビット大統領報道官が8日、計104%の賦課を表明した。
【時事通信社】
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