- 2024/10/01 掲載
カタール航空、ヴァージン・オーストラリアの株式25%取得へ
[シドニー 1日 ロイター] - カタール航空は、ヴァージン・オーストラリアの株式25%を米投資ファンドのベインキャピタルから取得する。両社が1日に発表した。
ヴァージン・オーストラリアは新規株式公開(IPO)に向けて規模を拡大し、国内市場を独占し、カンタス航空に対する競争力を高めることができる。
両社は今後豪政府の承認を得る必要がある。豪政府は昨年、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パースへの追加便就航を求めるカタール航空の要請を拒否している。
ヴァージン・オーストラリアのジェーン・ハードリッカ最高経営責任者(CEO)は「この提携はヴァージン・オーストラリアの長期戦略に欠けていた部分を補うものだ」と説明した。
両社によると、今回の案件は今後見込まれるヴァージン・オーストラリアが再上場に向けた基礎投資としても機能する。
ベインは昨年、ヴァージン・オーストラリアのIPOを検討すると発表していた。ベインは2020年に負債を含めて35億豪ドル(24億2000万米ドル)でヴァージン・オーストラリアを買収した。
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