- 2024/03/26 掲載
タイ輸出、2月は前年比+3.6%に減速 予想下回る
輸入は前年比3.2%増で、予想の1.5%増を上回った。貿易収支は5億5000万ドルの赤字だった。
商務省は先月、今年は1─2%の輸出増をを目指すと表明していた。昨年は1%減少した。
2月はコメの輸出が前年比33.4%増加。タイは世界第2位の穀物輸出国だが、今年のコメ輸出は生産減と競争激化で14.4%減の750万トンになるとみられている。
商務省は声明で「タイの輸出は、世界経済の緩やかな回復と消費者信頼感の巻き返しを受けて着実に成長し続けた。紅海における危機の軽微な影響はあるものの、欧州とサウジアラビア向けの輸出拡大が続いた」と説明した。
ただ、主要な貿易相手国の景気回復ペースの鈍さや干ばつによる農業への影響、地政学リスク、為替変動のため、不透明感が残ると指摘した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR