- 2024/02/17 掲載
今夏の利下げ排除せず、一段のデータ必要=米アトランタ連銀総裁
[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は16日、インフレ圧力が実際に低下していると納得するには一段のデータが必要になると述べると同時に、向こう数カ月のある時点での利下げ実施を排除しない姿勢を示した。
ボスティック総裁CNBCのインタビューで「今夏に正常化を開始し、政策スタンスをより中立的なスタンスに戻すというのが自分自身の見通しだ」とし、インフレ率の低下で「極めて大きな進展」があったため、利下げが予想される時期が前倒しされていると語った。
その上で、インフレ率が目標とする2%に向けて力強く前進すれば、利下げ実施時期の予想を一段と前倒ししたいとしながらも、判断を下す前に改善が継続していることを確認したいと述べた。
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