- 2024/02/16 掲載
マツダ、六本木ヒルズに共創の新拠点=IT人材採用、インターン加速
マツダは16日、電動化戦略の加速に向け、IT人材の採用やスタートアップとの協業を加速させる新拠点「マツダイノベーションスペース東京」を六本木ヒルズに開設した。見晴らしの良いオープンスペースを売りに、異業種との共創や、首都圏に集中するIT人材の確保、インターンシップの場として活用する計画。
当初は、電動化やMaaS(モビリティー・アズ・ア・サービス)、人事などの部署から約20人が、新拠点に勤務。社内交流のほか、スタートアップとの話し合いの場としても活用する。2月下旬からは、社内の組織風土改革プログラムを実施するという。
同日の説明会で、滝村典之執行役員は「業界を超えて共創することで新たな価値を創造する必要がある」と新拠点の意義を強調した。
マツダは本社が広島県にあり、IT人材の採用が課題の一つとなっていた。竹内都美子執行役員は「新たなキャリア採用制度のトライアルの場にしたい」との考えを示した。
〔写真説明〕マツダが東京・六本木ヒルズに開設した新拠点「マツダイノベーションスペース東京」をお披露目する滝村典之執行役員(左)と竹内都美子執行役員。(16日午後、東京都港区)
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