［東京　１６日　ロイター］ - 後場の日経平均は前営業日比６００円超高の３万８８００円近辺を推移している。前場に一時マイナス圏となっていた東京エレクトロンなどの指数寄与度の高い半導体関連が持ち直し、日経平均は再び上昇基調となっている。市場では「半導体一極集中の反動が出ていたが、ＡＩ（人工知能）需要で長期的には底堅いとの期待が支えとなっている」（国内証券ストラテジスト）との声が出ていた。

個別では、東京エレクトロン、アドバンテストがプラス圏となっているほか、ＳＣＲＥＥＮホールディングスは下げ幅を縮小し４％超安。ファーストリテイリングは１．９０％超高で日経平均を約８０円押し上げている。

東証３３業種では、金属製品を除く３２業種が値上がり。石油・石炭製品、鉱業、保険、不動産、サービスなどが値上がり率上位となっている。