- 2024/02/16 掲載
ゴールドマン、STOXX欧州600種指数目標を510に引き上げ
欧州中央銀行(ECB)を含む世界の中央銀行間で利下げの可能性が検討される中、最近の経済指標では、ユーロ圏製造業活動鈍化の減速と消費者物価の減速が示されている。
ゴールドマンのストラテジストらはノートで「欧州全域で労働市場が逼迫していることから、今年の賃上げ率はインフレ率より高くなるとわれわれはみている。一方、家計は実質所得の伸びと金利低下の恩恵を受けると予想している」と分析した。
ゴールドマンは、エネルギー価格下落と潤沢なガス供給がエネルギー輸入地域である欧州に恩恵をもたらすとの見方を示した。
STOXX欧州600種は昨年10月に底を打ってから13%上昇。今年に入り約2%上がっている。
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