- 2024/02/14 掲載
円急落、150円台半ば=3カ月ぶり水準、市場けん制も
14日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台半ばに急落した。米国の利下げ観測が後退し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが強まった。昨年11月中旬以来、約3カ月ぶりの円安水準となる。午後5時現在は150円44~44銭と前日比86銭の円安・ドル高。
財務省の神田真人財務官は同日朝、記者団の取材に対し、円安の進行について「最近の動きはかなり急速だ。投機的なものも見受けられる」と指摘。その上で、為替介入などを念頭に「高い緊張感を持って為替市場を注視するとともに、必要があれば適切な対応をしていく」と述べ、市場の動きをけん制した。
【時事通信社】
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