- 2024/02/08 掲載
日産、4─12月期営業益65%増、通期販売計画を下方修正
[東京 8日 ロイター] - 日産自動車が8日発表した2023年4─12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比65.1%増の4783億円だった。2024年3月期の連結業績予想は維持したが、今期の世界販売計画は従来予想から14万台引き下げた。物流網の混乱と競争激化などにより、中国や北米が前回想定を下回る。
今期の営業利益予想は従来通りの6200億円で、IBESによるアナリスト17人の予測平均値6157億円をやや上回っている。
今期の前提為替レートは円安方向へ見直し、1ドル=144円(従来は140円)、1ユーロ=156円(同153円)とした。
今期の世界販売計画は355万台へと従来の370万台から下方修正した。主力市場すべてを前回予想から引き下げた。中国は6000台減の79万4000台(従来は80万台)、日本は1万台減の51万台(同52万台)、北米を5万台減の132万台(同137万台)、欧州は3万台減の37万台(同40万台)とした。
4─12月期の世界販売実績は同1.2%増の244万1000台だった。
(決算数字はをご覧ください)
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