- 2024/02/05 掲載
インフレ鈍化「確信欲しい」=2%達成待たず利下げ―米FRB議長
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は4日放映されたCBSテレビのインタビューで、政策金利の引き下げを決定する前に、インフレの持続的な鈍化に関して「さらに幾分確信が欲しい」と述べた。一方で、インフレ率がFRBの2%目標に達するのを待たずに利下げに着手する意向も示した。
パウエル氏は、インフレ率の低下は「十分進展している」ものの、「仕事は終わっていない」と言明。2%目標達成への「確信は増している」と語った上で、利下げ開始の決定前に物価安定回復への一層の証拠を確認したいと訴えた。
【時事通信社】 〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長=1月31日、ワシントン
関連コンテンツ
PR
PR
PR