- 2024/02/03 掲載
トルコ中銀総裁が辞任=家族への便宜疑惑で批判
【イスタンブール時事】トルコ中央銀行のエルカン総裁は2日、辞任を表明した。昨年6月にトルコで女性として初めて中銀総裁に就任したエルカン氏を巡っては、家族への便宜供与の疑惑が浮上し、辞任圧力が強まっていた。後任にはカラハン副総裁が昇格した。
エルカン氏はX(旧ツイッター)への投稿で「私の人格を抹殺する試みが最近行われている。家族と子供を守るため、大統領に辞任を申し出た」と理由を説明した。シムシェキ財務相は声明で「辞任は個人的な決定であり尊重する。われわれの経済プログラムは間断なく続く」と強調し、物価安定の目標を引き続き重視する方針を示した。
【時事通信社】
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