- 2024/02/01 掲載
独失業者、1月は予想に反し小幅減少 雇用は減速との見方も
[31日 ロイター] - ドイツ連邦雇用庁が31日発表した1月の失業者数(季節調整済み)は前月比2000人減の269万4000人と、予想に反して減少した。
ロイターがまとめたアナリスト予想は1万1000人増だった。
同庁のナーレス長官は「雇用と労働需要は一定している。これは景気低迷が続いているにもかかわらず、年初の労働力が安定していることを意味する」と述べた。
季節調整後の失業率は5.8%で横ばい。
求人件数は69万9000件と、前年同月を6万6000件下回った。
パンテオン・マクロエコノミクスの欧州担当シニアエコノミスト、メラニー・デボノ氏は、「製造業の雇用は着実に減少しており、サービス業の雇用市場も勢いを失いつつあることを購買担当者景気指数(PMI)が示している」と指摘した。
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