- 2024/01/31 掲載
米スタバ、10─12月期売上高が予想下回る 中国回復で株価は上昇
世界既存店売上高は5%増。アナリスト予想は6.98%増だった。
一方、中国事業が回復の兆しを見せたため、同社の株価は引け後の時間外取引で2%以上上昇した。
ウェルズ・ファーゴはPlacer.aiのデータを基に、10月に米国内店舗の来店者は5.9%増と好調なスタートを切ったが、11月と12月はそれぞれ5.1%減、4.5%減と急速に衰えたと指摘した。
スタバは10月7日に勃発したイスラエルとイスラム組織ハマスの戦争へのスタンスを巡って圧力を受けているグローバルブランドの一つ。
北米の第1・四半期既存店売上高は5%増と、アナリスト予想の5.12%増をわずかに下回った。
一方、中国の既存店売上高は10%増と、前四半期の5%増から加速し、同国におけるコーヒー消費の急速な伸びの恩恵を受けた。
ただ、国際部門の既存店売上高は7%増にとどまり、アナリスト予想の12.07%増には届かなかった。1注文当たりの平均消費額が落ち込んだ。
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