- 2024/01/30 掲載
英インフレ期待が低下、中銀の利下げ巡る議論の材料に
1年先のインフレ期待は昨年11月に3.9%、12月に3.5%と10月の4.2%から低下した。
今後5─10年間のインフレ期待は11月と12月に10月の3.5%から0.1%ポイント低下して3.4%となった。1年先と比べて小幅な低下にとどまった。
シティのエコノミスト、ベンジャミン・ナバロ氏は「今のところ、特に長期のデータでリスクが漂っていることが示されている」と指摘。
その上で「インフレ率は第2・四半期に2%まで低下する見込みで、差し迫ったリスクは薄れつつあると考えている」とし、英中銀にとって、これらのデータはインフレ抑制への取り組みを緩和し、経済リスクについてよりバランスの取れた見解を示す余地を示唆していると述べた。
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