- 2024/01/30 掲載
トヨタ会長、グループ不正おわび=「責任者として変革リード」
トヨタ自動車の豊田章男会長は30日午後、名古屋市内で記者会見し、今後のトヨタグループのビジョンを発表した。豊田会長はグループでダイハツ工業や豊田自動織機など不正が相次いで発覚していることについて、「ご迷惑、ご心配をかけていることを深くおわび申し上げる」と述べた。また「私自身が責任者としてグループの変革をリードする」と強調した。
会見は、名古屋市内のトヨタ産業技術記念館で開かれた。記念館は、豊田佐吉氏が創業し、トヨタグループの「源流」とされる豊田自動織機の発祥の地。
29日発表された豊田自動織機の特別調査委員会の報告書では、不正の根本原因として「トヨタ自動車から求められるままに開発を行ってきた」と指摘。グループでは日野自動車などでも不正が相次いでおり、統治体制の立て直しが急務となっている。
【時事通信社】 〔写真説明〕トヨタ自動車の豊田章男会長=2023年10月、東京都江東区
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