- 2024/01/30 掲載
ボーイング、MAX7巡る設計変更免除申請を撤回 議員から圧力
[ワシントン/ダブリン 29日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは29日、安全性に対する懸念が強まる中、小型機「737MAX7」を巡って米当局による認証手続きを速める可能性があった設計変更免除申請を取り下げた。
737を巡っては飛行中のMAX9で「ドアプラグ」と呼ばれる部品が吹き飛ぶ事故が5日に起き、MAX7のエンジン防氷システムなどに関する今回の設計変更免除申請を撤回するよう議員から圧力を受けていた。
取り下げでボーイングが早急な設計変更を迫られることになるため、MAX7と、より大型で売れ行きの良いMAX10の認証スケジュールは一層不透明になる。
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