- 2024/01/18 掲載
EU自動車販売、12月は16カ月ぶりに減少 ドイツ不振=業界団体
[18日 ロイター] - 欧州自動車工業会(ACEA)が18日発表した12月の欧州連合(EU)域内の新車販売台数は、前年同月比3.3%減少した。減少は16カ月ぶり。
ドイツの需要鈍化が重しとなったほか、前年同月の販売が比較的好調だったことも一因という。
2023年通年では前年比13.9%増の1050万台だった。イタリア(18.9%増)、スペイン(16.7%増)、フランス(16.1%増)で2桁増を記録した。
ドイツは12月の販売台数が23%減少し、年間では7.3%の増加にとどまった。12月は完全電気自動車(EV)の販売が47.6%減少する一方で、ガソリン車は16.1%増加した。
EUにおける23年のハイブリッド車とプラグリンハイブリッド車(PHEV)を含むEV販売台数は全体の48.1%を占め、前年の44.2%から拡大した。
12月の完全EVの販売はドイツの不振により前年比16.9%減少したが、年間では37%増加した。
12月はテスラが6.9%減、ステランティスは19.2%減、ルノーは4.5%減となった。フォルクスワーゲン(VW)は1.1%増加した。
またEUと英国、欧州自由貿易連合(EFTA)における12月の販売台数は3.8%減の105万台だった。
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