- 2024/01/18 掲載
マイナス金利解除の企業への影響限定的、円安緩和効果も=全銀協会長
加藤会長は、足元の状況について「物価安定目標達成に向けて賃金・物価の好循環の実現を見極める段階」と指摘。これが見通せるとの判断に至ればマイナス金利解除など金融政策の変更が検討される、とした。
政策変更が行われた際の企業への影響については「マイナス金利解除による実質的な金利上昇幅は米国に比べると小さい。貸出金利上昇による影響は限定的」との見方を示した。また「日米金利差縮小による過度な円安の緩和も予想されている」とし「原材料の輸入価格が低下して採算改善のプラス面もあると考えている」と述べた。
能登半島地震の影響は、状況を注視する必要があると話した。
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