- 2024/01/18 掲載
25年も石油需要は堅調、24年予想は据え置き=OPEC月報
24年は日量225万バレル増えるとの昨年12月の見通しを据え置いた。
25年の予測は、石油需要が今後20年間にわたって増え続けるというOPEC加盟国の見方に沿っている。一方で国際エネルギー機関(IEA)などは、世界がクリーンなエネルギーに移行するのに伴って石油需要は30年までにピークに達すると予測している。
OPECが月報で25年の予測を発表したのは今回が初めて。例年の傾向に沿い、今年も7月に発表すると予想されていた。
OPECは市場に長期的なガイダンスを提供するため、例年より早く発表したと言及。月報で「短期的な予測という従来の期間を超えた取り組みは、市場の動きの理解を助けることになる」と説明した。
IEAは24年の世界石油需要が日量110万バレル増になると見込んでおり、OPECの予想をかなり下回っている。18日に新たな予測を発表する。
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