- 2024/01/18 掲載
UBS、クレディ・スイス買収でより強固に=CEO
エルモッティ氏は、クレディ・スイス買収によってUBSは「より大きくなったか。そうだ。より強く、かつより多角的になったか。そうだ」と主張した。
かつてのライバル同士の統合作業には数年かかり、数千人の従業員を削減する。バランスシートはスイスの経済規模の約2倍となる。
エルモッティ氏は懸念を理解できるとした一方、スイスではバランスシートの大きさに注目するよう「多くの学者から毎日のように吹き込まれている」人たちがいると述べた。
クレディ・スイスの買収を受けてUBSの株価は50%超と急騰したが、エルモッティ氏は「世紀の取引」となり得るのは統合が成功した場合に限られると言及した。
一方、UBSのコルム・ケレハー会長は、統合が完了すればUBSのROE(自己資本利益率)が2026年末目標の15%を上回る可能性があるとの見方を示した。
UBSは今年2月に23年第4・四半期決算と、3年間の経営戦略の発表を予定している。
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