[ワシントン １７日 ロイター] - 米労働省が１７日に発表した２０２３年１２月の輸入物価指数は前月比横ばいとなった。前月まで２カ月連続で下落していた。ロイターがまとめた市場予想は関税を除いたベースで０．５％下落だった。

１１月の輸入物価指数は０．５％下落と、前回発表の０．４％下落から改定された。

１２月の前年同月比は１．６％下落し１１カ月連続のマイナスとなった。１１月は１．５％下落していた。

１２月は燃料価格が０．３％下落。１１月は６．４％下落していた。食品価格は０．１％下落。１１月は１．０％上昇だった。

燃料と食品を除くコア輸入物価指数は０．１％上昇。１１月は横ばいだった。

資本財は０．１％下落。１１月も０．１％下落だった。自動車・部品・エンジン価格は０．１％上昇。１１月は０．１％下落だった。

自動車を除く消費財は４カ月連続で横ばい。

中国からの輸入価格指数は０．１％下落。１１月は０．２％下落だった。前年同月比では３．０％下落した。

１２月の輸出物価は０．９％下落と３カ月連続のマイナス。農産物が０．６％下落した。果実類の価格が上昇したものの、大豆や油糧種子、トウモロコシ、肉類、ナッツ類が下落した。非農産物は０．９％下落した。

輸出物価指数の前年同月比は３．２％下落。１１月は５．２％下落だった。