- 2024/01/18 掲載
米1月住宅建設業者指数44に上昇、23年9月以来の高水準=NAHB
[ニューヨーク 17日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が17日発表した1月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は44と、前月の37から上昇し、2023年9月以来の高水準となった。上昇幅は23年2月以来の大きさだった。住宅ローン金利の低下により値ごろ感が高まった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は39だった。
NAHBのアリシア・ヒューイ会長は「金利の低下により、ここ1カ月で住宅の値ごろ感が改善し、昨秋に借入コストの上昇で脇に追いやられていた買い手の一部が市場に戻ってきた」と指摘。「24年には一戸建ての着工件数が増加し、市場に必要な住宅在庫が増えることが見込まれる。ただ、建設業者は建築資材のコストと入手しやすさ、土地の供給という点でますます大きな課題に直面することになる」と述べた。
価格を引き下げた建設業者の割合は31%と前月の36%から低下し、8月以来の低水準となった。
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