- 2024/01/17 掲載
ダイハツ、2車種リコール検討=軽自動車事業に集中へ―認証不正
ダイハツ工業は17日、認証不正問題で、安全性能が基準に適合していない可能性がある軽乗用車「キャスト」と親会社トヨタ自動車の「ピクシスジョイ」の2車種について、リコール(回収・無償修理)を検討すると表明した。再発防止へ業務範囲を見直し、経営資源を主力の軽自動車事業に集中させる方針も示した。
ダイハツの井出慶太コーポレート統括本部統括部長がオンライン形式で開いた説明会で明らかにした。2車種の生産は2023年6月に終えており、15年以降の販売台数は約32万台。トヨタは、キャストのOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受け、ピクシスジョイとして販売していた。ダイハツはリコールの対象モデルと販売時期を精査した上で手続きを開始する見通し。
【時事通信社】 〔写真説明〕ダイハツ工業本社=大阪府池田市
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