- 2024/01/17 掲載
12月訪日客273万人、コロナ後で最多 通年も約8割回復=政府観光局
[東京 17日 ロイター] - 日本政府観光局(JNTO)が17日発表した2023年12月の訪日外国人客数は273万4000人(推計)で、新型コロナウイルス感染症拡大以降で最多となった。23年通年の訪日外国人客数は合計で2506万6100人と22年比で6.5倍、コロナ前の19年比でも約8割まで回復した。
単月の訪日客数は、12月としても過去最多だった。国・地域別で最も多かったのは韓国で、19年比で3倍超の78万2700人となった。続いて台湾が同14%増の39万9500人、中国は同56%減の31万2400人、香港が同0.6%増の25万1100人、米国が同26.8%増の18万3200人など。
伸びが大きかったのは韓国や米国のほか、メキシコの40%増(9100人)、 中東地域の29.6%増(7200人)、オーストラリアの23.2%増など。ロシアは62.6%減の3300人、中国は56%減の31万2400人だった。
通年の訪日客は、コロナ流行前と比べて78.6%まで回復した。4月の水際対策の撤廃以降、「右肩上がりで急回復を遂げた」(JNTO)といい、10月には単月で初めて19年同月の人数を超えた。
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