• 2024/01/16 掲載

ECB、拙速な利下げ控えるべき=フィンランド中銀総裁代理

ロイター

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Anne Kauranen Balazs Koranyi

[ヘルシンキ/フランクフルト 16日 ロイター] - フィンランド中央銀行のバリマキ理事はインフレ低下のさらなる証拠を確認した上で欧州中央銀行(ECB)は利下げについて協議すべきとの考えを示した。政策当局者は拙速な行動を避け「もう少し」待つべきと述べた。

機が熟す前に金利を現在の制限的な水準から引き下げ、後で再び利上げを余儀なくされるより「もう少し」待ったほうがいいとインタビューで述べた。

「インフレに対する拙速な勝利宣言は避けなければならない。賃金のデータがどうなるか様子を見た方がいい」と語った。

フィンランド中銀のレーン総裁は大統領選出馬のため休職しており、バリマキ氏が代わりにECB理事会メンバーを務めている。

同氏はECBの政策変更の時期について立場を明らかにしなかったが、ECBの12月の予想と金利見通しが間違っていることを示す賃金データは今のところ確認されていないと指摘した。

今年のユーロ圏経済はソフトランディング(軟着陸)する公算が大きいとの見方を示した。

またECBは金融部門に流動性を供給するために債券買い入れと銀行への長期融資の両方を恒久的に行うことが望ましいと述べた。どちらを選んでもECBのバランスシートは縮小し続け、現在3.5兆ユーロの過剰流動性は当面縮小し続けるとの見方を示した。

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