- 2024/01/16 掲載
短期債利回りの低下予想、過去最高の91% 利下げ見込む=BofA調査
米連邦準備理事会(FRB)の金融政策が今年の債券利回りを左右する最も重要な要素になると回答したのは全体の3分の2、株価を左右する最も重要な要素になると回答したのは全体の52%だった。
長期金利の低下を予想した回答者は55%と、昨年12月調査の過去最高水準(62%)からやや減少した。11─12月に長期金利が大幅に低下したことが主因という。
ファンドマネジャーは債券のオーバーウエートを急ピッチで減らしており、今回の調査ではネットで3%のオーバーウエートだった。前回調査では17%だった。
キャッシュへの配分はネットで4.5%から4.8%に小幅上昇。「債券市場の楽観的な見方が和らいだ」という。
調査は今月、ファンドマネジャー221人(運用資産総額5890億ドル)を対象に実施した。
今後1年間で中国経済が悪化するとの回答は、改善するとの回答を2022年5月以来初めて上回った。
最も集中する取引については「マグニフィセント・セブン(アップル、エヌビディア、アマゾンなど超大型ハイテク株7銘柄)のロング」との回答が多かった。
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