- 2024/01/16 掲載
BMW、EVが販売増けん引 内燃車「転換期」過ぎる=CFO
[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツ自動車大手BMWのウォルター・メルトル最高財務責任者(CFO)は同社の販売について、現在は電気自動車(EV)が伸びの大半を占めていると明らかにした。メディアのラウンドテーブルで述べた。
内燃エンジン車について、転換期は昨年に過ぎたと指摘。「販売は現在の横ばい状態が続いた後、わずかに減少する」と予測し、販売を制限する環境規制が迫っていることに言及した。
BMWは昨年、自動車販売全体に占める完全EVのシェアが15%に達した。EVブランド「ノイエ・クラッセ(ニュー・クラス)」で新たに6モデルを投入し、2026年までに33%にシェアを伸ばす計画だ。
ただ、メルトル氏は内燃エンジン車とEVの利益率が同等になるのは少なくとも26年以降だとし、今後のモデルで新しいバッテリー技術を導入するコストが高くなると指摘した。
特定の価格帯の自動車については値引きもあり得ると述べたが、詳細には言及しなかった。
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