- 2024/01/16 掲載
ビットコイン、17万ドル突破も 半減期・ETFが支援=スカイブリッジ
[ダボス(スイス) 15日 ロイター] - ヘッジファンド、スカイブリッジのアンソニー・スカラムーチ氏は15日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格が来年に17万ドルを突破する可能性があるとの見方を示した。4月に迎える半減期や、最近承認されたビットコインの現物に連動する上場投資信託(ETF)への需要に支援されるという。
世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)を前に開かれたロイター・グローバル・マーケッツ・フォーラム(GMF)で「ビットコインが半減時に、現在とおおむね同水準の4万5000ドルになるとすれば、2025年半ばから終盤には17万ドルになるだろう」と語った。
また、4月の半減日の価格水準にかかわらず、それを4倍にした水準に今後1年半で達するとも述べた。
ビットコインは先週、米規制当局がビットコイン現物ETFを承認したことを受け、4万9000ドルを上回ったが、その後は4万2000ドル前後まで押し戻されている。
スカラムーチ氏はこの下落について、グレイスケール・ビットコイン・トラストから新たなファンドにシフトする投資家の動きが背景にあるとし、新たに上場したファンドが価格に与える影響を判断するにはあと8─10日かかると指摘した。
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