- 2024/01/15 掲載
日航、国際線に「個室席」=新主力エアバス機公開
日本航空は15日、国際線の新たな主力機として今月導入する欧州エアバスA350―1000型機を羽田空港で報道陣に公開した。ファーストクラスとビジネスクラスに、同社初となる「扉付き個室座席」を採用。高い快適性をアピールし、需要獲得につなげたい考えだ。
座席数は全239席で、ファーストクラスは6席、ビジネスクラスは54席。ファーストクラスは従来機よりも座席幅を広げ、座席上には収納棚がなく開放感のある空間にした。両クラスとも、世界初となるヘッドホン不要の座席内蔵スピーカーを設けた。
プレミアムエコノミー(24席)とエコノミー(155席)も含めた全クラスで、高画質の4Kモニターを設置した。
新型機は軽量化などによる燃費性能の高さも特徴で、日航は同型機を計13機導入予定。まずは今月24日、羽田―米ニューヨーク線に就航、順次路線を広げる方針だ。
【時事通信社】 〔写真説明〕日本航空が国際線の主力機として導入するA350―1000型機のファーストクラス座席=15日、東京都大田区 〔写真説明〕日本航空が国際線の主力機として導入するA350―1000型機のビジネスクラス座席=15日、東京都大田区
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