- 2024/01/15 掲載
地下80メートルにリニアトンネル=JR東海、神奈川の建設現場公開
JR東海は15日、川崎市で、リニア中央新幹線が走る地下トンネルの掘削工事現場を報道陣に公開した。品川駅と神奈川県駅(仮称)を結ぶ全長約37キロの「第一首都圏トンネル」の一部で、住宅街の地下約80メートルに外径約14メートルの円筒形の巨大空間が広がる。リニア新幹線は開業後、ここを時速500キロで走行することになる。
リニア建設は2014年末に着工。都市部のトンネルはシールド機で掘削する計画で、公開された東百合丘工区(約4.2キロ)では昨年9月に約133メートルの調査掘進を完了した。今年9月ごろから本格掘進を始め、地下約45~90メートルを1日平均約10メートルずつ進む予定だ。
【時事通信社】 〔写真説明〕報道陣に公開されたリニア中央新幹線のトンネル工事現場=15日午後、川崎市麻生区 〔写真説明〕報道陣に公開されたリニア中央新幹線のトンネル工事現場=15日午後、川崎市麻生区
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