- 2024/01/15 掲載
インドCPI、12月は+5.69%に加速
[ニューデリー 12日 ロイター] - インド政府当局が12日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.69%の上昇と、11月の5.55%から上昇が加速し、過去4カ月間で最も高い上昇率となった。インド準備銀行(中央銀行)は当面、利下げを見送るとの見方が強まった。
ロイター調査の予想平均は5.87%の上昇だった。
野菜や香辛料の価格が急上昇したことで、CPI項目の約半分を占める食品の上昇率が9.53%となり、11月の8.70%を大きく上回った。
準備銀は12月、政策金利を5カ月連続で6.50%に据え置いている。
エコノミスト2人によると、変動の激しい食品とエネルギーを除くコアインフレ率は推計3.8―3.89%と、11月の4.05―4.2%を下回ったもよう。インド政府はコアインフレ率を公表していない。
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