- 2024/01/13 掲載
米BofA、23年第4四半期は大幅減益 一時費用の計上が響く
[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)が12日発表した2023年第4・四半期決算は純利益が31億ドルと、前年同期の71億ドルから大幅に減った。37億ドルの一時的な費用を計上したのが響いた。
1株当たり利益は0.35ドルと、前年同期の0.85ドルから大きく減った。
銀行破綻時向け基金への補充など2つの一時的な費用を除いた1株当たり利益は0.70ドルで、LSEGがまとめた予想の0.68ドルをやや上回った。
アラステア・ボースウィック最高財務責任者(CFO)は報道陣との電話会見で「私たちは経済に関してかなり良い感触を持っている」とコメントした。
トレーディング部門と投資銀行部門は好調で、第4・四半期のトレーディング部門の収入は前年同期比1%増の38億ドル。株式の収入が12%と急増した。投資銀行部門の手数料収入は7%増の11億ドルだった。
純金利収入(NII)は5%減の139億ドルとなった。
融資残高は第4・四半期に0.8%近く増えた。24年通期の伸び率は1桁台の前半から半ばになると予想している。
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