- 2024/01/13 掲載
シティ、第4四半期は18億ドルの赤字 今後2年で2万人削減へ
メイソンCFOは、メキシコのリテール部門バナメックスの新規上場に伴いさらに4万人を削減する見通しで、最終的に世界の従業員数を現在の23万9000人から18万人の水準にすることを目指すと述べた。
シティは今年、離職手当や組織再編関連費用として7億─10億ドルを計上すると想定する。
ジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)は2024年がシティにとり「転換点の年」になると言明した。
シティの株価は序盤の取引で一時3%超上昇。その後は上げ幅を縮小し、約0.6%高で推移している。
第4・四半期の収入は3%減の174億ドルだった。
マーケット部門(トレーディング)の収入は19%減の34億ドル。フィクストインカムが25%の減収となったことが響いた。
バンキング部門の収入は22%増の9億4900万ドル。投資銀行業務の手数料上昇が押し上げ要因となった。
米パーソナルバンキング部門の収入も12%増の49億ドル。リテールバンキングやクレジットカード業務が好調だった。
ウェルスマネジメント部門の収入は3%減の17億ドルだった。
PR
PR
PR