- 2024/01/10 掲載
独百貨店ガレリアが破産申請、親会社シグナ破綻のあおり
[デュッセルドルフ 9日 ロイター] - ドイツの百貨店大手ガレリア・カールシュタット・カウフホーフは9日、破産手続きを申請したと発表した。親会社であるオーストリアの不動産大手シグナ・ホールディングスが経営破綻したあおりを受けた。
ガレリアの破産申請は近年で3回目。2020年には新型コロナウイルスのパンデミック、22年にはインフレとエネルギー価格高騰の影響で破産申請に追い込まれていた。
ガレリアの従業員は約1万5000人。20年以来、大規模な店舗閉鎖や人員削減を進めていた。
シグナは地域の不動産危機に見舞われ、欧州の不動産会社として過去最大級の経営破綻となった。 同社はガレリアに2億ユーロ(2億1862万ドル)の資金提供を約束していたが、破綻により支払いの見込みはなくなった。
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