• 2024/01/09 掲載

中国EVブランドが利益率向上へ、日本勢苦戦=UBSアナリスト

ロイター

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[上海 9日 ロイター] - UBSのアナリストは9日、中国の自動車ブランドについて、国内市場の競争が激化しているが、今年は利益率が改善するとの見通しを示した。

電気自動車(EV)のアップグレードが寄与するという。UBSの中国自動車リサーチ責任者、ポール・ゴン氏が上海で記者団に述べた。

同氏によると、中国ブランドの平均販売価格は過去2年で大幅に上昇。今年は1桁の上昇となり、海外ブランドとの差が縮まるとみられる。

中国ブランドの今年の市場シェアは63%と、昨年の56%から拡大する見通し。これに加え平均販売価格も上昇するため、中国ブランドは今年の売上高が30%増加し、中国乗用車産業の利益全体の41%を占める見通しという。

2019年は利益全体の10%、22年は17%だった。

同氏は「海外ブランドは近年、優れたEVを中国市場に投入できておらず、高級車を求める中国の消費者はドイツブランドのガソリン車か中国ブランドのEVを選ぶしかない」と指摘した。

中国のBYD、長城汽車 、吉利汽車などは高級車を投入し、海外ブランドからシェアを奪っている。

中国ブランドは販売と市場シェアを急速に伸ばしたが、5年前まで価格が10万元を超えるモデルを販売するのに苦戦していた。だが、昨年は15万元を超える中国ブランドの一部モデルが月1万台以上売れたという。

日本ブランドは最大の負け組の一つとなり、今年の売上高と利益のシェアが22年から約半減し、それぞれ9%、19%になる見通しという。

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