- 2024/01/05 掲載
英サービスPMI、12月53.4に上昇 需要好調で7カ月ぶり高水準
今後の活動に対する期待は5月以来の高水準に上昇。新規事業も過去6カ月で最も強い伸びを示したが、輸出需要は小幅な増加にとどまった。従業員数は過去4カ月で3回目の減少となった。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は、イングランド銀行(英中銀)の利下げや世界経済加速への期待を背景にサービスPMIは2023年を高水準で締めくくったと述べた。ただ、調査した企業の多くは、英経済の停滞や人件費上昇による利益率押し下げ圧力を理由に、引き続き基調的事業環境の厳しさを指摘したという。
投入価格は2カ月連続で上昇が加速。輸送費や原材料費は減少したものの、英中銀が懸念する賃金上昇が押し上げた。
製造業とサービス業を合わせた総合PMIは52.1で前月の50.7から上昇し5月以来の高水準となった。
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