- 2023/09/22 掲載
米フィラデルフィア連銀業況指数、9月はマイナス13.5に急低下
[ワシントン 21日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀が21日発表した9月の製造業業況指数はマイナス13.5と前月の12.0から急低下した。市場予想はマイナス0.7だった。
同指数はペンシルベニア州東部、ニュージャージー州南部、デラウェア州の企業をカバーしている。過去16カ月間でマイナスとなったのは14回目。
新規受注指数が16.0からマイナス10.2に急低下したほか、従業員数指数はマイナス5.7と引き続きマイナス圏で推移した。
ハイ・フリークエンシー・エコノミクス(ニューヨーク州)のチーフ米国エコノミスト、ルベーラ・ファルーキ氏は「モノの需要の軟化と借り入れコストの上昇が企業活動のハードルになっている。しかし、サプライチェーン(供給網)の国内回帰、インフラプロジェクト、需要の安定化は長期的には製造業の生産を下支えする可能性がある」と述べた。
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