- 2023/09/21 掲載
中国当局がクオンツ取引を調査、株価低迷で反発強まる=関係筋
関係筋によると、中国証券監督管理委員会(証監会)はここ数週間、複数の大手ブローカーに対し、クオンツ顧客(デリバティブやデータ主導のコンピューターモデルを使って高速取引するファンド)の空売り活動や取引戦略について確認した。
これとは別に、上海証券取引所と深セン証券取引所は証監会の指導の下、主要なクオンツファンドに対しマネーメーキング戦略に関する情報を求めているという。
関係筋によると、規制当局の調査はまだ初期段階で結論は出ていない。
証監会と各証取からはコメントを得られなかった。
ウィントン、ツー・シグマを含むグローバルなクオンツファンドは中国に進出しているが、外資系が調査を受けているかどうかは不明。
華泰証券などがまとめた報告書によると、中国におけるクオンツファンドの規模は2021年末時点で1兆0800億元(1479億4000万ドル)を超え、前年比でほぼ倍増した。
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