- 2023/09/21 掲載
S&P、ソフトバンクGのアウトルックを「ポジティブ」に変更
[東京 21日 ロイター] - S&Pグローバルは20日、ソフトバンクグループの長期発行体格付けのアウトルックを「安定的」から「ポジティブ」に変更したと発表した。格付けは投機的等級に相当する「BB」に据え置いた。
S&Pは、ソフトバンクGの最大の投資先である英半導体設計大手アームのナスダック上場により、投資ポートフォリオの流動性が大きく回復したと指摘。投資資産の質が改善し、今後1年程度もそうした状況が続く可能性が高いと判断した。
一方、格付けを据え置いた理由として、投資損益の変動性が潜在的に高く、成長投資が続くことで、主要な財務指標は現行水準から横ばいからやや悪化して推移する可能性があるとの見方を示した。
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