• 2023/09/19 掲載

ユーロ圏の大手銀行、大半が損失吸収力の基準達成=当局

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Huw Jones

[ロンドン 19日 ロイター] - ユーロ圏の銀行破綻処理を担う単一破綻処理委員会(SRB)は19日、域内大手行の大半が破綻時の損失吸収能力として確保を求められている適格債務の基準を満たしているが、一部の銀行はさらなる取り組みが必要だと指摘した。

米国でのシリコンバレー銀行などの破綻やスイス金融大手UBSによるクレディ・スイスの救済買収といった最近の金融不安は、銀行や規制当局が突然の危機への備えを手厚くする必要性を示しているとした。

2008年の金融危機後に導入された「MREL」と呼ばれる資本・債務の規制下で、欧州連合(EU)の銀行は24年1月までに一定の損失吸収力を確保することを義務付けられている。

確保した債務は破綻時に投資家に損失を負担させて税金での救済を避ける「ベイルイン」に使われる。SRBがMRELの要件を定めており、22年末までに3分の2の銀行が24年1月までの目標を達成したと明らかにした。

不足分は銀行の資産総額の0.3%、額にして205億ユーロ(218億7000万ドル)に相当するという。基準を満たしていない銀行は24行に上り、このうち14行は達成期限を24年末あるいは25年に引き延ばすことが認められているという。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます