• 2023/04/11 掲載

現時点で大きな弊害なし=日銀ETF購入で―JPXの山道CEO

時事通信社

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日本取引所グループ(JPX)の山道裕己最高経営責任者(CEO)は、1日の就任後初めてのインタビューに応じ、日銀による上場投資信託(ETF)の大量購入が株式市場に与える影響について「現時点でものすごい弊害はない」との認識を示した。

山道氏は日銀の大量・安定的な保有が株価形成に影響する可能性があるとした上で、「実際にネガティブな状況を生んでいるわけではない」と指摘した。日銀の植田和男総裁の下での対応を「注視したい」と述べた。

旧東証1部上場企業の大半が移行したプライム市場の在り方については、「基準を改めて(企業の)数を減らすことは全く考えていない」と述べた。プライムは1800社を超え、「多過ぎる」との批判もあるが、山道氏は「1回決めた制度をころころ変えたら企業が大変だ」と説明した。

東証が上場企業に求めた資本効率の向上を巡っては、「『資本を減らして』と言っているわけではない」と強調。中長期的な成長に向け「人的資本や設備への投資、研究開発費を増やすといったことを考えてほしい」として、株価純資産倍率(PBR)の上昇を目的とする安易な自社株買いにくぎを刺した。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える日本取引所グループの山道裕己CEO=7日、東京都中央区の東京証券取引所

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