- 2011/01/25 掲載
鹿島建設、流体解析システムを日立のクラウドへ移行:建設用の流体解析システムでは日本初

同社は、これまで社内で保有していたスーパーコンピュータとグリッドコンピュータの併用により、ビル風解析や汚染物質の拡散予測などの流体解析を行ってきた。このたび自社で所有してきた流体解析システムから、日立が提供するパブリッククラウドを活用したサービスへ移行した。これにより、高信頼・高セキュリティな環境が整備され、設計などの根拠として重要なデータの集約・管理が実現したという。また、必要な時に必要なだけ解析を行うことが可能となり、ITリソースの効率化を図ることができたとしている。
同社では、本システムを環境シミュレーションや広域災害予測、これまで困難とされていた大規模構造物の3次元高精度シミュレーションなどに積極的に活用し、企業競争力の強化につなげていく予定。
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