- 2007/09/28 掲載
業務監査までも可能にする新製品「MylogStar」を提供
PCの操作ログを網羅的に収集・分析
ウイング プロダクトソリューション事業部 営業部 部長 内田篤宏氏 |
ウイングの提供するロ グ収集・管理ソフト「ALLWatcher」は、PC 端末上のあらゆる操作を記録し、「誰が、い つ、何を行ったか」を詳細なログとして保存 する。端末側で送受信したメールのログも 取得可能だ。「資産管理を目的としたログで はなく、使えるログを実現したものです」と 同社の内田氏は話す。
具体的には膨大なロ グのなかから特定の条件の記録を抽出する 検索機能、ログデータを集計し多角的な分 析をサポートするレポート機能、不正操作を 自動検出・通知するアラート機能、情報漏え いが疑わしい場合に流出の有無と経路を確 認できるトレース機能などがある。
さらに同社では、10月25日より、ALL Watcher の進化形とも言えるログ収集・管 理ソフト「MylogStar」を提供する予定だ。 「これはALLWatcher のテクノロジーをベー スにログの管理・活用機能をさらに強化し たもの」(内田氏)。大きな特徴は3つある。
新製品「MylogStarの製品コンセプト」 |
1つ目はプラットフォームとして「SQL Server 2005」に対応した点だ。各種ツール および情報の豊富さが選択肢を拡げ、従来以 上にシームレスな環境の実現と、より大規模 なシステムへの対応を可能とした。
2つ目はUnicode(UTF-16)処理を採用 した点である。Unicode は国際標準化機構 (ISO)で標準化された文字コード体系。世 界の主要な言語のほとんどの文字を収録し、 1つの文字コード体系で多国語処理できる。 「言語の違いに依存せず利用できるため、グ ローバル企業でもログの収集・管理を容易 に行えるようになります」(内田氏)。
3つ目はWindows Vista に対応した点だ。 マイクロソフトの最新OS に対応したこと で、より幅広いクライアント環境でログの 収集が可能になった。「中堅・中小企業はも ちろん、グローバルに展開する大企業でも効 率的にログの収集・分析・管理が可能にな り、業務の見える化を実現することができる でしょう」(内田氏)。
MylogStar の最大の特徴は業務監査への対 応。「業務を見える化することで利便性を損 なわず、効果的にセキュリティを強化できま す。これにより、業務の効率化や生産性向上 が期待できます」と内田氏は強調する。ま た、万が一の場合はログを分析することで不 正操作や情報の流出経路を把握可能だ。「ロ グの収集が抑止力となるため、内部統制の強 化にも有効です」(内田氏)。生産性向上と 内部統制強化という相反する課題に頭を悩 ませている企業にとって、MylogStarは極め て有効な選択肢と言えそうだ。
●問い合わせ先
ウイング
東京都千代田区内神田3-24-3 内神田STビル4階
TEL:03-5295-7021
e-mail:info@mylogstar.net
URL:http://www.mylogstar.net
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