記事 政府・官公庁・学校教育 シロアリはなぜ「木だけ」で生きられる?「100年の謎」を解いた東工大 本郷氏に聞いた シロアリはなぜ「木だけ」で生きられる?「100年の謎」を解いた東工大 本郷氏に聞いた 2024/06/26 木造住宅といった木材を食べる害虫として厄介者扱いされるシロアリ。大多数の生物はデンプンを分解してエネルギーを得るが、シロアリは樹木の大部分を占めるセルロースを分解してエネルギーを得ている不思議な虫だ。その秘密は、シロアリの腸内に住んでいる微生物にある。ただ、シロアリと微生物が共生関係にあることは100年前からわかっていたが、その詳細な役割や機能まではわかっていなかった。この100年の謎を解き明かしたのが、東京工業大学 生命理工学院 教授 本郷 裕一氏。今回、本郷氏に、興味深い研究成果と生命の不思議について聞いた。
ホワイトペーパー バックアップ・レプリケーション 半導体企業が「3-2-1ルール」でランサム対策を抜本強化、支援した3社の最強コラボ 半導体企業が「3-2-1ルール」でランサム対策を抜本強化、支援した3社の最強コラボ 2024/06/26 ランサムウェアの被害が増大し、対策を抜本的に見直す企業も増えている。ある半導体関連企業もその1社だ。従来からバックアップは行っていたが、あくまで災害対策であり、スナップショットも1週間分だけだった。そこで同社は、「データコピーを3つ取り、2種類のメディアで保存し、そのうちの1つを違う場所で保管する」という「3-2-1ルール」に則り、かつイミュータブル(変更不能)で最低でも90日以上データを保管するバックアップ体制の整備を決断した。本資料では、セキュリティベンダーをはじめとする3社が協力して進めたプロジェクトの詳細を解説する。
ホワイトペーパー ストレージ 「JOYSOUND」のカラオケデータ量が限界に…「コスト8割減」したストレージ刷新の秘密 「JOYSOUND」のカラオケデータ量が限界に…「コスト8割減」したストレージ刷新の秘密 2024/06/26 業務用カラオケ業界の最大手企業の1社であるエクシング。同社は「JOYSOUND」をはじめとするサービスシステムを自社で管理・運用している。だが、カラオケの高音質・高画質化が進んだことで1曲当たりのデータ容量は拡大し、曲数そのものも増えているため、同社が管理しなければならないデータ量は増大し続けていた。また、ストレージのメンテナンス負荷も課題となっており、安定した大容量ストレージの導入が急務であった。本書は、同社がストレージシステムを刷新し、効率性を向上させ、機器費・保守費などストレージのコストを80%減らした経緯を紹介する。
記事 エネルギー・電力 なぜ突然、“電気足りない”連続コール?「エネルギー基本計画」の不可思議 なぜ突然、“電気足りない”連続コール?「エネルギー基本計画」の不可思議 2024/06/26 5月の中旬、中期的なエネルギー政策を決めるための会議が立て続けに開かれた。13日には今年初となる政府のGX実行会議が開かれ、「GX2040ビジョン」を年内にまとめることとした。また、15日には、2035年度以降の新しい電源構成を示す「第7次エネルギー基本計画」の議論も始まった。議論内容と課題について、突然強調され始めた、電力需要の“急増”予測を交えて解説したい。
記事 中国 EVや太陽光パネルなど中国の「過剰生産」が有害なワケ、世界が危惧する“あるリスク” EVや太陽光パネルなど中国の「過剰生産」が有害なワケ、世界が危惧する“あるリスク” 2024/06/26 世界の自由貿易は、中国によって存亡の危機に直面している。2024年6月13日から15日にかけて開催されたG7サミットでは、中国の「過剰生産能力」が世界市場に悪影響を与えると懸念を表明し、各国が問題解決に向けて連携を強化していくことを確認した。なぜ、ここまで中国の過剰生産戦略が問題視されているのだろうか。自由貿易が危ぶまれる中、資源の乏しい貿易立国・日本が進むべき道とは。
記事 金融政策・インフレ もはや「貿易立国ですらない」日本、サービス収支に見る円高実現を阻む「ある要因」 もはや「貿易立国ですらない」日本、サービス収支に見る円高実現を阻む「ある要因」 2024/06/26 円相場の動きは金利動向だけでなく、経常収支の動向からも読み取ることができる。外国為替市場の中長期的な趨勢を見通す観点からは、むしろ金利よりも重要であるかもしれない。実際、日本の経常収支の動向を項目別に長期観察すると、変貌する日本経済の実態が如実に表れている。かつて日本は貿易立国として、経常収支の中で貿易収支が大幅な黒字を続けていた。これが中長期的な円高の力学となっていたが、2000年代後半からは構造変化が生じているようだ。今回は、国際収支統計を手がかりに、円安圧力がジワリと高まっている実態を読み解いてみよう。
記事 AI・生成AI アクセンチュア予測「生成AI4つの革命」、労働の4割超と生活が激変するワケ アクセンチュア予測「生成AI4つの革命」、労働の4割超と生活が激変するワケ 2024/06/26 第4回までは、ジェネレーティブAI(生成AI)をいかに使いこなし仕事に生かすかという仕事術について紹介してきた。筆者は生成AIが文章や画像などさまざまなものを生成するという単機能を超え、社会に4つの革命を巻き起こすと予測している。今回は、この予測とともに業界や職業、生活が生成AIによってどのように変わりつつあるのか、「生成AIは労働時間の44%に影響」などのデータとともに予測する。