記事 リーダーシップ キヤノン創業者 御手洗毅氏、「世界一」を目指してこそ「世界一」は手にできる キヤノン創業者 御手洗毅氏、「世界一」を目指してこそ「世界一」は手にできる 2016/11/09 戦後の日本には、小さな町工場から「世界一を目指す」と公言する経営者が少なくありませんでした。戦争に敗れ、モノもお金もない時代、あえて「世界一」を公言し、そこに向かって全力で突き進むことで、こうした企業はグローバル企業となっていったのです。その代表的な企業の一つがキヤノンです。ソニーが世界を意識して、東京通信工業から「SONY」に社名を変えたのは有名な話ですが、キヤノンはそれよりはるかに早くから製品の商標に「CANON」を採用。ライカやゼロックスという世界の巨人と闘う中で成長し、そして大きく飛躍しました。
記事 リーダーシップ リコー 創業者 市村清氏、年商2兆円企業に押し上げたのは「2代目の人選」にあり リコー 創業者 市村清氏、年商2兆円企業に押し上げたのは「2代目の人選」にあり 2016/10/05 「販売のリコー」という言い方があります。事務機器メーカー・リコーの営業力は強く、大企業から中小企業、商店に至るまで全国津々浦々に営業網は張り巡らされていました。今や年商2兆円超の大企業を作り上げたのは「アイデア経営者」として一世を風靡した市村清氏です。リコーに限らず、三愛や三愛石油、さらには明治記念館などもつくり上げた市村氏は、まさに時代の先頭を走る経営者でした。
記事 製造業界 トヨタ自動車は「どうやって」大企業になったのか トヨタ自動車は「どうやって」大企業になったのか 2016/09/05 私たちは偉大な成功者を見る時、ついそこに至るまでのたくさんの苦労や努力を見落とすことがあります。同様に、今は大企業やエクセレントカンパニーと言われている企業でも、その昔、わずかの仲間でスタートを切った時代があったことを見落としてしまいます。しかし、こうした企業にも創業や成長のための計り知れない苦労と苦難があったのです。あの企業はどうやって大企業になったのか。第1回は世界的な自動車メーカーとなったトヨタ自動車を取り上げます。