記事 医療業界 手術ロボット「Vicarious Surgical」が医療革新、ゲイツやシュミット出資企業の正体 2021/11/05 360度カメラや可動範囲の大きなロボットアームなどを備え、外科手術の効率化することを目指す手術ロボットを開発する企業が「Vicarious Surgical(ヴィカリアス・サージカル)」だ。3Dプリンターを使って製造コストを削減し、従来の手術ロボットよりも持ち運びが容易になっているほか、手術ロボットとして初めてFDA(米国食品医薬品局)のブレイクスルーデバイスの指定を受けた。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏やグーグル元CEOのエリック・シュミット氏らの出資を受け、2021年にはSPACで上場を果たした同社について、スペインの医療系ベンチャーに所属する著者が解説する。
記事 その他 先進スタートアップらが語る「埋込型金融」、データの“使いどころ”はどこなのか? 2021/11/04 多くのフィンテック企業が金融機関のシステムとAPIで接続し、金融業界以外のサービス事業者が自社サービスに金融メニューを組み込む「Embedded Finance(埋込型金融)」による新たなエコシステムが注目がされている。こうした新たな金融の形や実現に向けた課題や、既存の金融機関が今後提供すべき価値とは何か。FINOLAB の柴田 誠氏をモデレーターに、クレジットエンジン COOの新色 顕一郎氏、FOLIO CEOの甲斐 真一郎氏、justInCaseTechnologies CEOの畑 加寿也氏、マネーツリー CPOのマーク・マクダッド氏といったフィンテック企業のリーダーが語り合った。
記事 データベース DXで不可欠なデータ活用インフラ、「理想」と「現実」の差をどう埋める? 2021/11/02 デジタルトランスフォーメーション(DX)に不可欠な「データ活用」だが、データを十分に生かすためには最適なインフラを選ぶ必要がある。たとえば、金融取引や電子取引に関わるデータ活用では、大量のデータをリアルタイムに処理することが求められる。本稿では、こうしたミッションクリティカル領域におけるデータ活用と、それを支えるインフラの条件について整理する。
記事 ITコスト削減 「すべてクラウド」は無理、オンプレのまま“構築や運用から解放”されるには? 2021/10/29 激変するビジネス環境の中で、将来を見据えたシステムの構築は難しい。自社のセキュリティポリシーやガバナンス制約上、パブリッククラウドを利用できないシステムは、必然的にオンプレミスにITインフラを構築することになる。しかし、将来必要となるデータ量を的確に予測した上で適切なスペックのストレージを導入するのは困難だ。そこで今注目するべきなのが、オンプレミスとして物理的な機器を導入しつつ、クラウドライクな運用や投資ができるサービスである。これにより貴重なIT人材や予算をデジタルトランスフォーメーション(DX)に振り向けられる。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) Facebookが全面ダウン、復旧のため「直接データセンターに乗り込んで」対応していた 2021/10/28 FacebookおよびInstagramなどが日本時間の10月5日午前0時40分頃から午前8時頃まで全面的にダウンした件について、Facebookはその経過や原因についての詳細を「More details about the October 4 outage」として同社のブログで公開しました。
記事 セキュリティ総論 消えるSaaSのデータ…リモートワーク時代のデータ保護は「PCとSaaS」のセットで考えよ 2021/10/28 コロナ禍によって人々の働き方は様変わりしている。現在では、従業員それぞれが端末を保有して、自宅や遠隔地からクラウドサービスなどを活用して仕事を進める形が定着しつつある。新たな働き方に合わせてシステムは徐々に整備されてきているが、多発するサイバー事故が示すように、組織のデータ保護対策は不十分である。本稿ではリモートワーク時代に求められるデータ保護対策を中心としたセキュリティについて考察する。
ホワイトペーパー セキュリティ総論 沖縄科学技術大学院大学事例:大量機密データ、監視精度・運用効率4倍のセキュリティ策 2021/10/27 沖縄県にキャンパスを構える沖縄科学技術大学院大学(OIST)では、貴重な研究から重要な医療情報まで大量の機密データを保持していることから、セキュリティの確保は重要なテーマとなっていた。同大学では効果的なセキュリティシステムとスピードの2つを同時に追求するため、SIEMシステムにより、大学のセキュリティスタック全体のセキュリティイベントのログを検出、および関連付けしていた。しかし、外部の脅威データへのアクセス制限もあり、セキュリティイベントが発生しても、どれが重大なリスクなのか判断するのが困難となり、大学内部では関連のある脅威すべてを収集して分析するためのリソースや専門知識が不足していた。本書は、同大学がこれらの課題を解決し、セキュリティ監視の精度と運用効率を3~4倍に向上、誤検出を25%も低減させた経緯を紹介する。
ホワイトペーパー 営業戦略 三菱地所事例:グループ全体の顧客基盤構築を促進、競争力強化への取り組みとは 2021/10/25 オフィスや商業施設の開発・運営など、不動産分野で幅広い業務を手掛ける総合不動産会社の三菱地所。同社では、社員が持っている情報の共有に時間を要するという課題から、ITツールを導入。顧客リレーションを可視化し、グループ内の「組織知」として共有することと、そのスピードアップを目指した。さまざまな部門での業務効率の向上を実現したとともに、コーポレートセクションの人脈も共有するという意識が定着した。さらに同社は、グループ企業間で顧客基盤を共同利用すれば、顧客情報の共有や可視化の効果が大きくなり、さらなる競争力強化へつなげられることを期待し取り組みを続けている。本資料では取り組みの詳細を紹介する。
ホワイトペーパー Web開発 IDC調査:「クラウドネイティブの開発」に成功した企業は何が違う? ポイントを解説 2021/10/25 卓越した顧客エクスペリエンスを提供するためには、アプリケーションサイクルを最適化し、迅速に市場へアプリケーションをリリースすることが重要となる。そのためには「クラウドネイティブ」なアプリケーションの開発が不可欠だ。実際に採用している企業では、効率、スケーラビリティ、生産性が著しく向上し、ユーザーエクスペリエンスも向上しているという。だが一方で、効果的なクラウド戦略や健全な運用モデルを持たないまま、拙速にクラウドネイティブの開発に踏み込んだことで、求めていたベネフィットを得られなかったという企業も多い。本書は、IDCが調査したクラウドネイティブ開発に成功した企業が重視していることや、企業が変革に取り組む上での3つの課題などをまとめている。
ホワイトペーパー AI・生成AI 大手メーカーでは業務効率8割改善! RPAを超える「ハイパーオートメーション」実現法 2021/10/25 多くの企業がRPA(Robotics Process Automation)を利用した、業務の「自動化」に取り組んでいる。単純なタスクや定型業務などをRPAで処理することで、従業員はコア業務に集中できるようになるなど、そのメリットはさまざまだ。とはいえ、RPAで行える業務は限られており、人間の手を必要とする作業はまだいくつも残っている状況である。だが、リサーチ&アドバイザリー企業のガートナーでは、2021年の重要な戦略テクノロジーとして、RPAの対象外だった業務も自動化し、プロセス全体をさらに高度化していく「ハイパーオートメーション」を挙げている。その実現のカギとなるのが、AIなどを活用した「インテリジェント・ワークフロー」だ。本書は、インテリジェント・ワークフローについての詳細やアプローチ方法を解説する。また、支払業務の8割を自動化し、業務効率を5割から8割改善した大手消費財メーカーや、大手医薬品メーカー、地方銀行の事例も併せて紹介する。
ホワイトペーパー 業務効率化 処理時間が30%削減!「カスタマーサービスDX」の実現を阻む8つの課題と解決策 2021/10/22 顧客体験や業務効率の向上などを目的に、カスタマーサービス業務におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが加速している。しかし、実現するには主に8つの課題を解決する必要がある。業務フロー分析、RPAやAIの適切な活用、不十分なKPI指標管理など、その内容はさまざまで、自社リソース不足から改善が難しいという企業も多い。本書は、これらの課題を解決し、顧客満足度向上、対応コスト削減、コンプライアンス強化を実現するソリューションを紹介する。その効果は1件あたりの処理時間30%削減、未対応案件は65%削減など多岐にわたるので、ぜひ一読してほしい。
記事 CRM・SFA・CTI・ヘルプデスク DX時代の仮想化基盤に必要な条件は「高信頼」「簡単な操作」、ベストプラクティスは? 2021/10/22 デジタルトランスフォーメーション(DX)の目的は、デジタル技術を活用して、新たなビジネスモデル創造を行い、競争優位性を確立していくことだ。そのためのITインフラには、高い信頼性とともに導入の容易さが求められる。企業システムで利用するサーバも、タワー型からラック型、そして仮想化を経て、現在ではオンプレミスだけでなくクラウドも併用するようになっている。そんなハイブリッド時代のシステム最適配置とITインフラ導入・運用について考えてみよう。
記事 OS・サーバOS 企業がWindows 11に「すぐにアップデートしてはいけない」明確な理由 2021/10/22 マイクロソフトが10月5日、新たなOSとして「Windows 11」の提供を開始した。Windows 10をベースに開発されており、Windows Updateを経由して無料でアップグレードできる。各メーカーからはプリインストールPCがすでに発表されており、「落ち着きのあるデザイン、中央に配置したスタート画面、画面の効率利用を促すデスクトップ、タスクバーに統合したTeamsベースのチャット」などさまざまな機能が新たに提供されている。一方で、要求するハードウェア要件が比較的高いことや多くの不具合も確認されており、急いでアップデートするにはリスクが伴う状況だ。
記事 環境対応・省エネ・GX グーグルが「脱炭素」加速のワケ、検索やYouTubeで「気候変動ウソ」動画を無効化など 2021/10/21 巷でよく耳にする「気候変動はウソ」という主張。この主張を拡散したソーシャルメディアの1つとしてYouTubeは非難されてきたが、このほどYouTubeのポリシー変更に伴い、気候変動否定論を展開する動画の収益が無効化されることになった。YouTubeを運営するグーグルによる環境への取り組みが加速しているためだ。このほか、グーグルは「グーグル検索」や「グーグルマップ」でもサステイナブル情報を付加する方針。グーグルによるサステイナブルへの取り組みの最新動向をお伝えしたい。