「すべてクラウド」は無理、オンプレのまま“構築や運用から解放”されるには?
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クラウドの便利さを知った今、オンプレとのギャップに苦しんでいる
IDCの調査によると、59%の企業が今後2年のうちに、テクノロジーへの投資を管理するために必要な時間・作業の削減について優先的に取り組もうとしているという。その取り組みの際に有効なのが、ITインフラをCAPEX(設備投資による支出)ではなくOPEX(業務費や運営費)にすることだ。つまり買い切り型で購入するのでなく、IaaSやPaaSといったクラウドサービスを始めとする「as a Service(XaaS)」の方式で利用する方針への転換だ。
CAPEXでITインフラを調達すると、たとえばストレージであれば、将来的に使用するデータ容量を想定し、バッファを考慮して多めに調達しなければならない。迅速に事業展開に着手したい際に、調達にかかる時間が足を引っ張る場合もある。そのほか初期投資が大きくなりがちなことや、サポート期間終了時の対応など、さまざまな課題が生じてしまう。
とはいえ、あらゆるインフラを「すべてクラウド」にすることは難しい。セキュリティ上、パブリッククラウドへ保存するのが危険なデータもあるし、どうしてもパフォーマンスが必要なシステムもある。カスタマイズ性やシステム連携を担保するためにオンプレミスを使いたいケースもあるだろう。
しかしクラウドの便利さを知った今、オンプレミスに欠けている柔軟性や俊敏性に苦しんでいる企業は多いはずだ。
こうしたジレンマを解決する1つの方法として注目を浴びているのが、「オンプレミスのまま」インフラをサービスとして提供し、クラウドライクな運用・調達方法で利用できるようにしたソリューションである。
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