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赤ちゃんが言語を覚えるように語学を学ぶ
――ジェイソンさんは英語学習に関する本を出されるなど、語学学習に関する情報発信をしていらっしゃいますね。それはなぜですか?ジェイソン氏:英語を学びたいけれどやり方がわからない人に対して、僕が日本語を覚えた時のやり方を英語に適用すると効果的だと思い、提案をしています。その基本は、学びたい言語で好きなことをやるという方法です。
僕の場合はお笑いが好きだったので、内容が分からなくても、TV番組を日本語で見続けていました。実際の日本人は教科書にあるような言葉使いをしませんよね。自然なシチュエーションではないし、リアルな会話にはつながらないケースが多いと思うのです。
――2016年に出版された『ジェイソン式英語トレーニング 覚えない英英単語400』も、英語で英単語の意味を説明する内容ですよね。どんな反応が多かったですか?
ジェイソン氏:「むずかしいっ!」という反応でした。いきなり難しい単語が出てくるからです。でも僕は「そういうものだ」と思います。赤ちゃんは、音に対する周りの反応を見て言葉を覚えることで、生まれた国の言葉を話せるようになります。
それと同じような感覚で、僕は日本語を覚えました。もちろん時間はかかるし、分からないことにストレスを感じて諦めてしまう人が多いのですが、一から言語を学び直すのが効果的だと思っています。
「間違えるのは恥ずかしい」を捨てて場数を
――日本で英語を学習しているビジネスパーソンが抱えている課題には、どんなものがありますか?ジェイソン氏:「間違えるのは恥ずかしい」という思いが強すぎるために、最初から完璧な文章で話そうとして、会話が止まってしまう印象が強いです。どれほど努力していても、会話が止まってしまえば、「ただ黙っている」と見えてしまいます。
――完璧ではなくても発言の回数を増やすべきなのでしょうか?
ジェイソン氏:それがすべてだと思います。バスケットボールでも最初からシュートを100%決められる人はいませんよね。一からホームランを打てる人もいない。それと同じことです。
ところが、英語になると最初から完璧に話そうとしてしまう人が多い。野球少年が野球を練習するのと同じようなやり方で英語を学べばみんな上手くなるのに、なぜ同じことができないのでしょうか。日本では野球をする人が多いから、それは分かっていると思うのですが。
――ジェイソンさんが日本語を学習したときは、どうやって学習環境を作りましたか?
・従業員の英語学習にはインセンティブが必要
・テクノロジーでは「無言」を表わせない
・アラカルト的に学習の選択肢があるといい
・グローバル人材とは「理解し合える人たち」
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