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インターネット広告事業やゲーム、メディアを軸に、多様なビジネスを展開するIT企業、サイバーエージェントでは、全社で生成AIを活用した業務効率化や新たな価値創造に取り組んでいる。生成AI活用を主導しているのが、2023年10月に設立された「AIオペレーション室」だ。組織の体制や推進施策、具体的な開発プロダクトについて、サイバーエージェントの執行役員、AIオペレーション室室長である上野 千紘氏が解説する。
生成AI活用の基盤確立に向けてのサイバーエージェントの取り組み
中でもサイバーエージェントは、2023年度に「生成AI徹底活用」を全社で宣言し、生成AIの業務活用において先進的な動きを進めてきた企業だ。同社の執行役員で、2023年10月に設立された「AIオペレーション室」の室長を務める上野 千紘氏は、取り組みの全体像についてこう語る。
「『生成AI徹底活用』の主な取り組みは4つです。1つ目は『生成AI利用ガイドライン』の策定、2つ目は全社からアイデアを創出する『生成AI徹底活用コンテスト』の開催、3つ目が私の所属している『AIオペレーション室』の新設です。4つ目として、社員のリテラシー向上のための『生成AI徹底理解リスキリング』を行っています」(上野氏)
「生成AI利用ガイドライン」は、生成AIを活用する際の最低限のルールを社内に示すものである。「生成AI徹底活用コンテスト」は賞金1,000万円という規模で、会社の本気度を社員に伝えるイベントとなった。その結果、1200名以上が参加し、2192件の応募が集まり、コンテストを通じて、社員が生成AIを「自分ごと」として捉えるようになっている。
ただ一方で、課題も見えてきたと上野氏は明かす。ここからはさらに詳しく、サイバーエージェントの生成AI活用の取り組みを解説していこう。
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・AIオペレーション室の設立初期に重視したポイントとは?
・「生成AI徹底理解リスキリング」は3段階のフェーズで管理
・取り組みを通じて見えてきた「課題」と「3つの学び」
・最も小さい単位で開発すべきものを見極めることが重要
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