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阪大 石黒教授が語る「ロボットが友達・家族になる日」、人間らしさ追求の先

アバター技術の進化は、私たちの社会と日常を大きく変えつつある。大阪大学栄誉教授で、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーを務める石黒 浩 氏が手掛ける「ジェミノイド」をはじめ、アバターはAI技術によって自律的な機能を持ち、より人間らしい存在へと進化している。特に、日本独自のアバター活用の文化は、世界に先駆けたマーケットを形成しつつある。アバターを用いた保険市場や、ローソンの無人店舗の実現など、具体的な事例も増えている。アバターと人間が共生する未来は、どのようにして実現されるのか。その鍵を握る取り組みと、未来への展望について石黒氏が詳しく解説する。

「人間らしさ」を追求するアバター技術の進化

 石黒氏は、「アバター」を遠隔操作型のロボットやCGキャラクターとして、操作者の意図を理解してサービスを提供する存在だと定義する。近年ではAIの技術が進歩し、アバターがAIによる自律的な機能も持つようになった。

 アバターは、「人間らしいロボットやCGキャラクター」で作られる。人間は人間を認識する脳の機能を持っているため、人間にとって最も使いやすい道具は「人間」なのだ。

 たとえば、Google HomeやAmazon Echoのような、話しかければ答えてくれるデバイスが登場しているが、日本では以前から炊飯器や湯沸かし器などで音声インターフェースが使われていた。海外では「家電が話すのは気持ちが悪い」と思われていたが、音声認識機能の便利さが理解され、世界中で広まっていった。

「これからはAI技術により、より人間らしいアバターが増えていくでしょう。同時に、AIやロボットの技術を用いて人間の高次の認知機能を研究することができます。これを『構成的研究』と言います」(石黒氏)

 アバターやロボット技術は、今後どのように社会を変えていくのだろうか。以降では石黒氏が開発した自律型ロボットやアバターの技術、アバターと未来社会について解説する。

この記事の続き >>

  • ・ロボットが「意識」を持ち、友達・家族になる日
    ・内閣府「MOONSHOT」プロジェクトが描く2025年の社会
    ・売上トップは「アバター」、パソナ・ローソンで進むアバター活用

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